◆エネルギーを作り出す仕組み
細胞内に「ミトコンドリア」というとても小さな器官(直径約0.001㎜。水素の方が小さい)がたくさんあり、そこでエネルギーはつくられています。
細胞の中で増減や分裂したりくっついたりします。
ミトコンドリアは食事から摂取する「糖分」と呼吸して取り入れられた「酸素(O2。以下O2)」を燃やすように反応させてエネルギー(ATP。以下ATP)をつくります。ミトコンドリアがATPを作る時にこぼれた「電子」がO2について「活性酸素」が生みだされます。ミトコンドリアの数が少ないとオーバーワークしてしまい電子がこぼれやすくなります。こぼれた電子をO2が受け取ると活性酸素となり老化の原因になります。元気なミトコンドリアがたくさんあると電子がこぼれにくく若々しい身体を保つことができます。
活性酸素とはエネルギーが大きく活発なこと。酸素は錆びさせる力(酸化力)があります。ミトコンドリアのオーバーワークで発生した活性酸素はただの酸素より酸化力が強いです。細胞が酸化されて傷つくと老化や病気の原因になります。リンゴの皮を剥いてそのまま置いておくと茶色くなるのも酸化されるからです。
生物には細胞を修復させる能力があり、特に人間は活性酸素から身体を守る能力が高いのですぐに老化するわけではないです。
活性酸素には健康に役立つ「善玉」と、害を与える「悪玉」があります。ミトコンドリアで出来たばかりの活性酸素は殺菌作用や生理活性など「善玉」の効果があります。しかし善玉の活性酸素も多くなりすぎたり、ミトコンドリアに負担が大きくなると、酸化が強まります。そして酸化力が強くなりすぎた活性酸素は無差別に何でも酸化させる「悪玉」になります。
水素にはビタミンCと同じ「抗酸化作用」があります。活性酸素のせいで老化したり病気になったりしないように水素が身代わりになって反応し、身体を酸化から守ってくれています。
しかし水素はビタミンCより抗酸化作用は弱いです。なので善玉活性酸素のは無反応、酸化力が非常に強い悪玉活性酸素にだけ反応します。しかもビタミンCは大きさが水素よりも大きです。水素は小さいのでビタミンCが入っていけないところでも入っていくことができます。脳や卵子は異物をシャットアウトする機能があり、今までの抗酸化物質や薬では行き届きませんでしたが、水素は小さいので入っていけます。